介護事業者の倒産が増加!理由・原因、将来については!?

介護事業者の倒産が増加!理由・原因、将来については!?

東京商工リサーチが2016年9月7日に発表したレポートによると、2016年1月から8月までに倒産した介護事業者は62件にのぼるっているようです。

これは前年同時期の55件を上回るペースとなっており、過去最高とのことです。

そこで今回は、増加する介護事業者の倒産について詳しく解説していきます。

是非、参考にしてください。

増加する介護事業者の倒産について

介護業界の市場は伸び続けている市場であり、近年急拡大している業界であることは間違いありません。どの業種でも倒産することはありますし、取り分け介護業界は倒産しやすい、ということはないでしょう。

この伸びている介護業界で倒産してしまう企業の特徴、そして倒産する理由について見ていきましょう。

倒産する企業の特徴

介護業界で倒産してしまう企業の特徴として、「従業員が5人未満の小さな企業」、「設立から5年未満の企業」であることが挙げられます。

もちろん上記が、倒産企業の全てではありませんが、過半数以上を占めているようです。

そして、どういった業態が倒産に追い込まれているケースが多いかと言うと、一番は「デイサービス」、次に「訪問介護事業所」となっております。在宅介護サービスが苦境に立たされやすい状況です。

この二つで1月から8月までに53件倒産しており、85%を占めております。

倒産企業の多くは、異業種からの新規参入、FC加盟によって参入している中小企業が多く、事業計画通りに事業を進めることが出来なかったようです。

伸びている介護業界であれば勝算はある、という安易な考え、事業計画の甘さが倒産という結果を生むことになったのでしょう。

次に、倒産した原因はなんだったのでしょうか!?それでは、倒産した原因について深く突き詰めていきます。

倒産の原因は!?

では、何故事業計画通りにいかず、倒産してしまったでしょうか!?

理由はいくつかありますが、まず一つは「介護報酬の引き下げ」でしょう。特にデイサービスは、介護報酬額が減額されたこともあり、予想以上に打撃となったはずです。

規模が小さい事業所だと、介護加算を取れるサービス展開も難しく、悪循環に陥りがちです。

更には、採用問題も大きな原因の一つでしょう。

人材不足が慢性化し、募集をしても思うように採用できない、更には離職を防ぐことも出来ない状況となっていたのではないでしょうか!?

このような状況になっても大手あれば次の策を打てるものの、中小であれば対応出来なくなっていきます。

介護報酬と人材不足、この二つが倒産に追い込まれた大きな理由であったと推測できます。

将来的にはどうなる!?

介護業界においては、大手が絶対的有利であることは間違いありません。中小、特に小規模で事業を展開している場合、淘汰されていく可能性が高まっていくのではないでしょうか!?

中小企業は、介護保険法改定により経営が振り回されること多々あります。介護報酬の引き下げは、死活問題です。更には雇用においても、中小企業は不利な立場にあります。

給料、福利厚生面では、絶対的に大手に分があります。そのため、採用一つとっても中小は相当大変であり、一人辞めてしまっただけで、施設が回らなくなる可能性もあるのです。

介護業界は薄利多売であり、大手でも経営統合、身売りする現状があります。それだけ経営は難しく、別業界から参入して、事業拡大することは容易なことではないのです。

介護業界の将来ですが、今後も中小企業は厳しい状況が続き、倒産の波は抑えられないかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか!?

過去最多の倒産数となりそうな介護業界ですが、それでも介護業界の市場を伸び続けております。

また、小規模な介護事業所でも上手くやりくりし、じょじょに事業を拡大している企業もあることは事実です。

どうすれば事業が成功するなどの答えはありませんが、事業所全体で介護と向き合い、誠実且つ実直に業務を続けていくことが大切なことではないでしょうか!?

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