【介護職】特別養護老人ホームの仕事内容とは?

【介護職】特別養護老人ホームの仕事内容とは?

特別養護老人ホームは、社会福祉法人や地方自治体などが運営する施設です。

有料老人ホームなどと比べると、かなり費用が安価なため多くの入居待機者がいる状態です。終の棲家と呼ばれ、看取りを行う施設でもあります。

介護職の方が働く施設としては、最もメジャーな施設タイプの一つです。

そこで今回は、特別養護老人ホームにおける介護職の仕事を徹底的に解説していきます。

是非、参考にしてください。

特別養護老人ホームの仕事内容について【介護職版】

特別養護老人ホームの仕事内容

特別養護老人ホームは、略して「特養」と呼ばれており、利用者は比較的要介護度の高い方が多いと言われております。

また、亡くなるまで利用する方も少なくないため、「終の棲家」となっている現状があります。

近年では、入居基準として要介護度3以上になっており、また寝たきりの方や重度の認知症の方でも利用できる施設です。

それでは、特養の仕事内容を詳しく見ていきましょう。と、その前に特養のお仕事を語る上で外せない、ユニットケアについて、まずは簡単に説明していきます。

ユニットケアについて

ユニットケアとは、端的に言うと「出来るだけ自宅と同様の環境に近づけ、個別にケアすること」です

介護施設での効率的な介護を行う上で欠かせない考え方であり、近年では特養やグループホームでは、ユニットケアが主流になりつつあります。

ユニットケアの詳しい解説はこちら

ユニットケアを取り入れいている特養は、全国の4割~5割程度となっており、これからもユニットケアの特養が増加することは間違いありません。

ユニット型特養の仕事内容

ユニットケアは、基本的には10名程度の利用者に対して、同じ介護職員でケアをします

これにより、利用者の状況把握がし易くなるとともに、常に同じ介護職員が介護をしてくれるという安心感と信頼感が生まれます。介護職員にとっても、より介護業務がやりやすくなるはずです。

個別ケアという考え方で仕事が出来、入居者と深くかかわることが出来るでしょう。

基本的には、身体介助、入浴介助、排せつ介助、食事介助など、介護職員として対応することとなります。ワンユニット(10名程度の利用者)を1人で見ることが多く、早番、中番、遅番、夜勤を4人で見る形が通常です。

夜勤に関しては、月4~5回程度あり、2ユニットを1人で見る施設も多いため、日勤よりも負担が大きくなることがあります。

従来型特養の仕事内容

従来型の特養の場合、4人部屋などの多床室が多く、ユニットケアとは違う対応をしていかなければなりません。

利用者の様子、情報把握はユニットケアより大変であることは言うまでもないでしょう。ただ、従来型は多くの利用者に対して複数の介護職員で対応します。

そのため、職員同士が協力出来たり、融通が利いたりしますので、その点に関してはユニット型よりもメリットがあると言って良いでしょう。

仕事内容は、ユニット型同様、身体介助や入浴介助、排せつ介助、食事介助などです。

ユニット型と従来型の違いには、仕事のやり方、仕事の流れ、シフトなどが異なり、どちらが合っているのかは人それぞれです。

また、施設によってはレクリエーションに力を入れいているところもあります。その場合は、デイサービスでの仕事内容と同様、レクリエーションの企画・運営も仕事に入ってきます。

「ユニット型」「従来型」の働く上でのメリット・デメリット

ユニット型のメリット

ユニット型の最大のメリットは、10名程度の利用者を常に見ていきますので、利用者の様子や情報を把握するのが容易であることでしょう。長い時間一緒にいるため、信頼関係を構築しやすく、そういった面では仕事がやりやすいと感じる方も多いはずです。

利用者のご家族の面会の際もしっかりと様子を伝えることが出来ますし、決められた持ち場を決められたメンバーで回すためシフトも組みやすいというメリットもあります。

ユニット型のデメリット

現在、特養ではユニットケアを推進されているため、何かとメリットばかりが目立ちますが、働いている側からするとデメリットもあるようです。

まず、職員同士の協力体制があまりないことが挙げられます。自分の持ち場であるユニットさえ見ておけば良い、という考えになりやすいため、別ユニットの利用者まで手を掛けない、手が回らないのです。

要はイレギュラー対応があまりできないデメリットがあります。

更に10名の利用者を1人で対応することも多々あるため、常に気を配っておかないといけない、気が休まらないといったこともあるようです。

従来型のメリット

施設の全利用者を複数の介護職員で見る従来型は、従業員同士の協力体制の元、仕事を進めていきます。誰かが大変な時にはフォローする体制があるため、ユニット型より安心して働ける、と言う声もあります。

職員同士の連携が取れ、融通が利く従来型にメリットを感じる介護職員も多数いらっしゃるようです。

従来型のデメリット

利用者一人一人と常に接するわけではないため、利用者把握が簡単ではないことが挙げられます。

おむつ交換など一部の仕事を任されることがあるため、仕事内容がワンパターン化することは、働き手にとってデメリットとなるでしょう。

特別養護老人ホームでの介護職としてのやりがい

特別養護老人ホームで働けば、介護のことがよく分かり、最も介護スキルが身に付く施設タイプであると言われております。

要介護度の高い方も多く、寝たきりの方もいれば、認知症の方もいらっしゃいます。レクリエーションを行う特養も多くなってきておりますし、夜勤にも入るため、様々な経験が出来ることは間違いありません。

身体介助、入浴介助、排せつ介助の機会は、どの施設タイプよりも多いですし、これこそが特養で働く最大の魅力、やりがいではないでしょうか!?

介護のプロフェッショナルを目指すながら、特養での経験を非常に役立つことでしょう。

特別養護老人ホームで働く上での注意点

特養は介護施設タイプの中でも、最も忙しい施設タイプと言われております。

働いてみたら想像以上にハードだった、忙しすぎるといった印象を持つ方も少なくありません。

そのため、特養に転職する際は、面接などで疑問点などは必ず確認するようにしてください。

「ユニット型か従来型か」、「利用者は何名で職員は何名で対応しているのか」、「何交代制か」、「夜勤の体制はどのようなものか」など、聞くべきことはしっかりとまとめて、確認することが大切です。

特養を退職する方の多くは、「忙しい」「精神的にも肉体的にもハード」「夜勤の対応が大変」などです。

どうしても介護業務に追われることが多い職場ですので、目標や課題を自分自身で見つけることが大事です。

特別養護老人ホームへの介護職の転職成功・失敗の体験談

まとめ

いかがだったでしょうか!?

今回は、特別養護老人ホームでの介護職の仕事について、詳しく解説させて頂きました。

特別養護老人ホームの介護職員の仕事は、ハードと言われておりますが、やりがいを強く感じられ、また介護の本質を学べる施設でもあります。

介護のスキルがどの施設タイプよりも身に付き、介護職のプロフェッショナルになれる、と感じて働いている方々も少なくありません。

そして、特別養護老人ホームで働くことで、どの施設タイプでも働くことができる能力を身に付けることが出来るでしょう。

今後、特別養護老人ホームで働きたい、転職したいと考えている方は、是非とも参考にしてみてください!

特別養護老人ホームで働きたい方、転職をお考えの方は、介護業界に特化した転職支援会社「長谷川キャリアサポート」にご相談してみてはいかがでしょうか!?
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