認知症専門のケア「タクティールケア」について詳しく解説!

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皆様はタクティールケアという言葉をご存知でしょうか!?

認知症患者が年々増加している昨今、スウェーデンが発祥と言われている認知症緩和に効果的な「タクティールケア」が、日本でも注目をされております。

そこで今回は、「タクティールケア」について詳しく解説していきます。

是非、参考にしてください。

タクティールケアとは

もともと「タクティールケア」は、未熟児に対して看護師の方が日々優しく触れて体温を感じさせることで、未熟児が母親の愛情と同様のものと感じ取り、しっかりと成長したことが由来となっております。

「優しく触れられる」ことは、人間が元来持つ願望であり、この「優しく触れる」ことは、様々なプラスの効果をもたらすのです。

また、タクティールケアは、アロマテラピーやマッサージとは異なることをご理解ください。もちろん共通部分もあるのですが、考え方や効果は三者三様です。

では、実際、「タクティールケア」はどのような効果をもらたすのでしょうか!?見ていきましょう。

タクティールケアの効果について

タクティールケアの効果は、主に上げると二つあります。

・精神的に安定させる効果、ストレスを取り除く効果

・痛みを緩和する効果

近年、タクティールケアは、医療・介護の現場で広く認知されるようになってきました。

病院やリハビリステーション、在宅ケア、介護施設など、様々な機関でタクティールケアが取り入れられております。

認知症ケアで有効!?

タクティールケアは認知症の方々にも効果を発揮し、近年では有料老人ホーム、グループホーム、デイサービスなどで、取り入れられております。

認知症の方がこのタクティールケアを受けることで、不安や恐怖感が緩和されるとともに、自分自身を認識することが出来るのです。この自己意識の向上により、認知症の進行を遅らせる効果があるようです。

タクティールケアは合う人合わない人もいらっしゃるため、全ての人に効果を発揮するわけではありませんが、多くの方々にとっては一つの癒しでもあり、効果が高いと言われております。

タクティールケアのメカニズムについて

人にやさしく触れられることで、「オキシトシン」と呼ばれるホルモンが分必されるのですが、この「オキシトシン」は、別名「癒しのホルモン」と呼ばれており、ストレスや不安を取り除いてくれるようです。

脳の視床下部で生成されるのですが、これが全身に広がり良い効果をもたらしてくれるのです。

そして、タクティールケアの心地よさや安心感が、脳に伝わる痛みのゲートを閉めて、痛みの軽減も図ってくれると言われております。

タクティールケアの資格について

タクティールケアの資格は、「日本スウェーデン福祉研究所」という機関が運営しており、同機関の講座を受講することで認定資格を取ることが可能となっております。

いくつかの地域で受講可能となっており、ほぼ毎月どこかの地域で講座が開設されております。

詳しくは、日本スウェーデン福祉研究所のホームページをご覧ください。

資格においては、タクティールケアⅠコース、タクティールケアⅡコースの二つからなり、受講費用はそれぞれ64,800円と86,400円のとなっております。

また、別途教育プログラムが用意されており、1日で修了する初級から、6日間を要する上級の2種類が存在します。受講費用は、1日の場合は23,760円、6日間の場合は291,600円になります。

まとめ

いかがだったでしょうか!?

タクティールケアは、多くの企業、介護施設で取り入れられており、年々注目が高まっております。その理由は、認知症の進行を遅らせる効果が実証されているからに他なりません。

近い将来、高齢者の4人に1人が認知症となる予測がなされているため、認知症に対するケアはこれまで以上に重要なことであり、多くの介護施設でタクティールケアが導入されることになるでしょう。

このタクティールケアが更に世の中に浸透し、多くの認知症患者の認知症進行が防がれれば嬉しいですね。




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