介護業界における言語聴覚士(ST)の仕事内容と職種解説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る


リハビリ職の中でも言語聴覚士は、言語や口腔に対しての機能訓練を行います。

介護施設を利用する高齢者の方々には、言葉を発したり、食事をしたりすることも大変な方がいます。そういった方々のリハビリテーションを専門とする職種であり、現在の介護業界でニーズが高まっている職種なのです。

今回はそんな言語聴覚士の仕事内容を詳しく解説していきます。是非、参考にしてください。

介護業界における言語聴覚士(ST)とは

言語聴覚士は別名ST(Speech-Language-Hearing Therapist)と呼ばれます。国家資格となり、理学療法士や作業療法士と並び、介護業界においてなくてはならないリハビリ職の一職種です。

介護業界における言語聴覚士(ST)の仕事内容

話すこと、聴くことに障害がある高齢者に対して、言語能力や聴覚能力を回復させるリハビリテーションを行う仕事になります。

また、話したり、聴いたりすることだけでなく、食べる・飲む、ということが困難な高齢者に対しても対応いたします。

文字や絵、画像や写真などを使って言葉を引き出したり、呼吸の練習、発音の練習、口や唇、舌の体操など、訓練の内容は非常に様々です。

また、食事についても深く関わることが多くなるので、多岐に渡る知識を持っていなければなりません。

自助具と呼ばれる食事をサポートする道具を作って、食事がしやすくなるように援助する場合も多くあります。

言語聴覚士(ST)に必要な資格

・言語聴覚士免許



介護業界における言語聴覚士(ST)のやりがい、大変なところ

言語聴覚士は非常に重要な役割を持っていることに変わりはありませんが、言語聴覚士だけでリハビリが成立することはなく、様々な職種との関わり合いが合って初めて成立します

そのため、常に他職種とのコミュニケーションが大事ですし、知識(体や手足の運動機能など)も必要になってきます。

また、高齢者の方々と根気よく向き合わなければなりません。話す、聞くの機能を回復させることは、並大抵ではありません。

高齢者の方々と同じ気持ちになり、当たり前のことが当たり前に出来ないことの苦しみや大変さを理解する必要があると共に、時間を掛けてコツコツと機能を回復できるよう対応していかなければならないのです。

関わった高齢者の方々が、話すことが出来るようになったり、食事を呑み込めるようになったときなど、やりがいとても感じることでしょう!

介護業界における言語聴覚士(ST)の年収について

介護業界の中では、理学療法士、作業療法士と同様に、年収が高い方の職種に分類されます。施設の種類によって多少異なりますが、400万円~500万円ぐらいが平均と言えるでしょう!

介護業界で活躍している言語聴覚士(ST)のコメント

44歳/男性/介護業界6年目

介護業界では、様々な治療を必要とする高齢者がたくさんいらっしゃいます。そういった方々の力になれることは、本当に嬉しい限りです。

失語症の方、溝音傷害の方、摂食障害の方、嚥下障害の方、高次脳機能障害の方、など本当に困ってらっしゃる方がたくさんいる中、皆さんが少しずつ回復していく姿を見ることで、私のモチベーションなりますし、学ぶこともたくさんあります。

こちらが感謝しなければならないと思うこともあるのですが、常に感謝してもらう立場には恐縮しております。

いずれにせよ、お互いの信頼感が大事であり、一番重要なことはコミュニケーションをしっかりと取ることです。

35歳/女性/介護業界2年目

以前は病院勤めでしたが、患者さんに寄り添う時間が短く、疑問を感じていました。長年勤めていた病院でしたが、意を決して介護業界に転職。

言語聴覚士が介護業界で働くことが出来るというのは知っておりましたが、まさか自分が介護業界で働くとは思っておりませんでした。

働いてみて思ったことは、利用者様との距離が近いことです。これにより、私が目指す一人一人に寄り添った治療が出来ております。病院とは全く異なる仕事の仕方であり、戸惑うこともありましたが、理想に近い形で仕事が出来るのは、非常にモチベーションが上がります。

忙しさは病院の時とさほど変わりませんが、介護業界での仕事のほうが、私にとっては合っています。これからも介護業界で成長していきたいと思っております。

介護業界の言語聴覚士(ST)を目指す方へ

言語聴覚士は、リハビリ職の中でも専門性の高い職種です。専門性が高いだけに、言語聴覚士の需要は高まっているのですが、働く場所は他のリハビリ職よりも限られている印象です。

ある施設で作業療法士や理学療法士の求人はあるものの、言語聴覚士の求人はないことも多々あります。

そのため、仕事内容にこだわりを持っている方々も多いので、人気の職場に働き手が偏る傾向にあるようです。ですので、働きたい場所はすでに言語聴覚士の空きがない可能性があります。

働きたい場所を見つけることが少し大変かもしれませんが、将来性があり、活躍の場も更に広がっていくことでしょう。

一方で、誰もがなれる職種ではないため、この資格自体は非常に重宝されるものであることは間違いありません。

※介護業界における他リハビリ職については下記を参考にしてください。

理学療法士
作業療法士
柔道整復師
あん摩マッサージ指圧師

リハビリ職(言語聴覚士)での就職・転職をお考えの方は、リハ職に強みを持つ人材会社の「メドフィット リハ求人.com」にご相談してみてはいかがでしょうか!?リハ職の案件多数あり、です!




SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*