介護業界2位に躍り出たSOMPOについて詳しく解説!

介護業界2位に躍り出たSOMPOについて詳しく解説!

損保ジャンパン興亜ホールディングス(以降はSOMPOホールディングス)が、立て続けに大手介護企業を買収したことをご存知の方も多いのではないでしょうか!?

業界の勢力図を大きく変えるこの買収劇は、介護業界において一つの衝撃であったことは間違いありません。

今回は、業界2位に躍り出たSOMPOグループについて詳しく解説していきます。

是非、参考にしてください。

介護業界2位へ!SOMPOを徹底解説!

「ワタミの介護」買収により介護業界へ

SOMPOホールディングスは、2015年12月に介護業界7位の売上を誇る「ワタミの介護」を買収し、SOMPOケアネクストという社名で介護業界に足を踏み入れました。

「ワタミの介護」が身売りを検討していることはその前から囁かれていましたが、実際に買収が起こると業界では大きな衝撃が走りました。

続いて「メッセージ」を買収

そして、勢いそのままに2016年1月に介護業界3位の売上を誇る「株式会社メッセージ」を買収!

社名を「SOMPOケアメッセージ」に改めました。

この大手2社の買収だけでなく、業界14位で100億越えのシダーも関連会社とし、350億円+750億円+100億円=1,200億円レベルの事業体へとなったのです。

これによりSOMPOホールディングスは、ベネッセスタイルケアを追い抜き、介護業界において一気に業界2位へと駆け上がったのです。

総合的な介護事業社となったSOMPOホールディングス

首都圏を中心として、中価格帯の有料老人ホーム運営の「SOMPOケアネクスト」、更に小・中価格帯の有料老人ホームと在宅介護を運営する「SOMPOケアメッセージ」、リハビリとデイサービスの「シダー」の3社が加わりました。

SOMPOホールディングスは、幅広い介護領域でサービスを展開することが出来る会社となり、これからの動向が注目されております。

しかしながら、戦力は整ったことは間違いないものの、課題も多々あります。

介護人材の採用と教育のノウハウがあるかは疑問が残りますし、「ワタミの介護」も「メッセージ」も評判は急落していたため、信頼回復と利用者の集客は再構築する必要があります。

本業の「損保保険」「生命保険」とともに、コア事業へと成長させることが出来なければ、この買収の意味はチープなものになってしまいます。

一気に業界2位へと躍り出たことで、失敗できない状況であることも事実でしょう。

成長のカギは「職員の処遇改善」と「多角経営の相乗効果」

是が非でも介護業界で確固たる地位を築き、成長曲線を描く必要があるSOMPOホールディングスは、最高レベルの経営管理、コンプライアンス、リスク管理を駆使することになります。

介護現場にもデジタル化を進めていくこと、介護ロボット導入による職員の負担を軽減すること、などIT技術をフル活用することを公言しております。

また、これまでの経営ノウハウを活かし、新たな収益確保の試みを行っていくとのことです。これにより、職員の待遇・処遇の改善も図っていき、離職を減らし、働きやす環境が整うことで、盤石な経営体制を築き上げることが出来るかもしれません。

更には。多角経営による相乗効果も期待できます。健康相談やメンタルヘルスケアを行う子会社などがあり、これらグループ事業とも連携していき、収益の底上げする構えのようです。

まとめ

いかがだったでしょうか!?

SOMPOホールティングスの介護業界大手2社の買収は、業界内外でポジティブな見解も多く、別業界からの進出は業界の活性化につながると期待されております。

市場規模は大きくなる一方である介護業界ですが、雇用問題、離職問題、経営問題など、いくつの問題を解決していく必要があります。

それでも超高齢化社会において、介護業界に関わる方々は必要不可欠です。

SOMPOホールディングスの今後の活躍を是非とも応援していきたいですね!

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