ショートステイの施設解説(仕事内容や入居費用について)

ショートステイの施設解説(仕事内容や入居費用について)

ショートステイは、短期入所生活介護とも言われており、数日間施設で介護のサービスが受けられます。簡単に言いますと、「デイサービス+宿泊」が可能なサービスであり、その名の通り短期的なサービスとなっております。

今回は、ショートステイについて、入居者目線、働く側からの目線で詳しく解説していきます。是非、参考にしてください。

ショートステイについて

ショートステイのサービス内容

ショートステイは施設に短期間入所できるサービスです。日中はデイサービスと同様に食事介助、排せつ介助、入浴介助などの介護サービスが受けられ、またレクリエーション、リハビリテーションなどもサービスの一つとなっています。

基本的には在宅介護の方が対象で、介護をする側のご家族の冠婚葬祭、旅行の際に利用したり、介護疲れを防ぐ意味で利用したりするようです。

連続して利用できる期間は30日間とされており、それ以降は保険が効かず全額自己負担となります。

ショートステイの利用費用

自己負担額は1割を想定して、費用を算出しております。自己負担額2割の対象の方は2倍で計算ください。ちなみにデイサービス、デイケア同様、自己負担額の1割と2割の境界線は「年収280万円」のラインとお考えください

また、ショートステイの費用をお伝えする前に、ショートステイの中にもさまざまな種類がありますので、こちらで簡単にお伝えさせて頂きます。

ショートステイには併設型と単独型があります。併設型は「特別養護老人ホーム」、「介護老人保健施設」などの施設内にあるタイプです。

そして、ショートステイには部屋の種類も様々です。多床室、従来型個室、ユニット型個室、ユニット型準個室などに分けることができます。

下記、ショートステイの自己負担の目安費用となります。基本の自己負担額に『特別な場合に加算される費用』を記載しております。デイケアを利用される場合は、デイサービスよりも少し高くなると認識しておいてください。

まずは、要支援の方の費用を見ていきましょう。
※費用に関しましてはあくまでも目安となり、施設によって多少異なりますのでご注意ください。

■要支援の場合(1日あたり)

単独型

●要支援1:従来型個室486円、多床室524円、ユニット型(準)個室567円

●要支援2:従来型個室603円、多床室652円、ユニット型(準)個室690円

併設型

●要支援1:従来型個室458円、多床室502円、ユニット型(準)個室536円

●要支援2:従来型個室569円、多床室617円、ユニット型(準)個室666円

※送迎や入浴の費用は含まれています。ただし、食事代やおむつ代などは別料金。

特別な場合に加算される費用

  • 運動器機能向上加算自己負担額1か月225円
  • 口腔機能向上加算:自己負担額1か月150円
  • 栄養改善加算:自己負担額1か月150円
  • 生活機能向上グループ活動加算:自己負担額1か月100円

■要介護の場合(1日あたり)

単独型

●要介護1:従来型個室648円、多床室722円、ユニット型(準)個室751円

●要介護2:従来型個室719円、多床室791円、ユニット型(準)個室821円

●要介護3:従来型個室791円、多床室863円、ユニット型(準)個室895円

●要介護4:従来型個室862円、多床室932円、ユニット型(準)個室965円

●要介護5:従来型個室931円、多床室1,000円、ユニット型(準)個室1,034円

併設型

●要介護1:従来型個室612円、多床室686円、ユニット型(準)個室715円

●要介護2:従来型個室683円、多床室755円、ユニット型(準)個室785円

●要介護3:従来型個室755円、多床室826円、ユニット型(準)個室859円

●要介護4:従来型個室825円、多床室896円、ユニット型(準)個室929円

●要介護5:従来型個室895円、多床室964円、ユニット型(準)個室998円

※送迎は料金に含みます。食事代やおむつ代などは別料金。
※施設の形態によって費用が異なります。

特別な場合に加算される費用

  • 入浴介助加算自己負担額1回50円
  • 口腔機能向上加算:自己負担額1回150円
  • 栄養改善加算:自己負担額1回150円
  • 若年性認知症ケア加算:自己負担額1回60円

ショートステイのメリット・デメリット

メリット

・初期費用なし、費用が安い

・介護予防もできる

・医師がいるため緊急時の対応ができる

デメリット

・入所期間は最大でも30日間という縛りがある

・介護施設中でもちょっとしたトラブルが多い

・直前で利用したくても空きがなく利用できない

ショートステイでの介護士の仕事について

ショートステイでの仕事は、介護業界のどんな施設よりも大変である、とも言われております。それだけショートステイの介護業務はデリケートであり、スキル・経験値が必要となります。

仕事内容としては、食事介助、入浴介助、身体介助、レクリエーションなど、デイサービスと同じような業務となります。

これだけ見ると、何で大変なの!?と思う方も多いかもしれません。しかしながら、ショートステイは毎日入退所が繰り返されており、更には宿泊もあるため、利用者の家族の要望がまちまちです。

そして、受け入れるとなれば各家族のケアのやり方に従わざるを得ないこともあり、臨機応変に対応していかなければならないのです。

アセスメントにじっくりと時間を掛けられないことも多く、利用者家族のクレーム、そして介護事故が多いと言われている職場なのです。そのため、介護のプロでなければ勤まらない職場であると言えます。

まとめ

ショートステイはデイサービス、デイケア同様、介護保険の適用事業です。手続き関係なども基本的にはデイサービスと同様で、居宅介護支援事業者にケアプランの作成を依頼するところから始まります。

その後はケアマネージャーが作成したケアプランに従い、ショートステイのサービスを利用することが出来るのです。

ショートステイは在宅介護の負担を少しでも減らすために存在しており、短期入所ではありますが、利用者、その家族にとっては貴重な施設であることは間違いありません。

介護施設の解説カテゴリの最新記事