介護の新資格「生活援助従事者研修」!これってどんな資格!?

介護の新資格「生活援助従事者研修」!これってどんな資格!?

近年、何とか介護業界の人手不足を解消しようという動きは、徐々に活発化している印象です。

その一つに、これまで以上に時間を掛けずに取得できる新資格を創設することで、介護職に少しでも興味を持ってもらうというものです。

2018年4月までに新たに二つの新資格が誕生しております。

そこで今回は、「生活援助従事者研修」について詳しく解説していきます。

是非、参考にしてください。

介護の新資格「生活援助従事者研修」を徹底解説

これまでは「介護職員初任者研修」が介護職のスタートとなる資格でしたが、2018年4月に新たに創設された「入門的研修」と今回解説する「生活援助従事者研修」はもっと短い時間で取得できる資格となります。

介護職員初任者研修の詳しい解説はこちら

入門的研修の詳しい解説はこちら

この生活援助従事者研修は、訪問介護員(ホームヘルパー)を目指す方が取得する資格です。介護職員初任者研修よりも講義の時間は半分以下になります。

生活援助従事者研修創設の背景について

介護人材不足の解消

2025年には43万人ほど介護職が足りなくなると予想されている現在、この人手不足を少しでも解消していく必要があります。

その中で、この「生活援助従事者研修」は訪問介護員の門戸を広げ、介護職になるハードルを下げる意図があります。介護職に興味を持っている方や介護職をやってみたいけど迷っている方などの足掛かりとなる資格となるのではないでしょうか!?

少しでも未経験層の人材が介護業界で働けるような状況を作ることが、新資格に与えられた役割と言えるでしょう。特に訪問介護員は60%が50歳以上ということもあり、もう少し幅広い年齢層を取り込むことも必要です。

いずれにせよ、「生活援助従事者研修」と「入門的研修」の登場により、介護人材が少しでも増えることが重要です。

生活援助中心の訪問介護

訪問介護は、「生活援助」と「身体介護」に業務が区分されております。その名の通り「生活援助従事者研修」の目的は、生活援助ができる人材を増やすことにあります。

この生活援助は、平たく言えば「家事手伝い・家事代行」というイメージです。洗濯・掃除・ゴミ出し・食事の準備・買い出し・整理整頓などが業務内容なのですが、これを介護のプロがやるべきなのかという議論は以前からありました。

介護が出来る人が生活援助をしてしまうと利益が出づらい現状があり、ビジネス面でもこの「生活援助従事者研修」の存在は、今後メリットとなっていくのではないでしょうか!?

ただし、生活援助をする人の時給等を引き下げすぎても人材確保にはつながらない可能性もあるため、単純ではないということを理解しなければなりません。

生活援助従事者研修を取得するためには

生活援助従事者研修」を実施するのは、「都道府県及び市区町村」になります。まだ、明確にどこが実施してくのかは決定しない状況ではありますが、恐らくは民間企業がスクール等で実施していくことになるでしょう。

よって、「生活援助従事者研修」を実施しているスクールや専門学校に申し込みをして、資格を取得することが可能になるはずです。

※「生活援助従事者研修」はこれから始まる資格ですので、取得場所などが明確になるのはもう少し時間が掛かると予測されます。

生活援助従事者研修のスクール受講費用

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生活援助従事者研修の科目・講義時間・研修内容について

1
科目:職務の理解
時間:2時間
研修内容:
研修修了者が行う職務の範囲及び緊急時 の対応について理解するために必要な内容を含めること。 必要に応じて、施設の見学等の実習を活用すること。

2
科目:介護における尊厳の保持・自立支援
時間:6時間
研修内容:
介護職が、利用者の尊厳と自立を支える専門職であることを自覚し、介護・福祉サービスを提供するに当たっての基本的視点等を理解することを目的とすること。

3
科目:介護の基本
時間:4時間
研修内容:
利用者の介護に当たり、介護職としての倫理及び生じるリスクを十分に理解した上で介護を行うことの必要性を理解することを目的とすること。

4
科目:介護・福祉サービスの理解と医療との連携
時間:3時間
研修内容:
介護保険制度や障害者福祉制度を担う一員として最低限知っておくべき制度の目標、サービス利用の流れ及び各専門職の役割と責務について、その概要を理解することを目的とすること。

5
科目:介護におけるコミュニケーション技術
時間:6時間
研修内容:
サービス提供の際に必要となる観察、記録及び報告を含めたチームでのコミュニケー ションの方法を理解することを目的とするこ と。

6
科目:老化と認知症の理解
時間:9時間
研修内容:
加齢・老化に伴う心身の変化及び疾病並びに認知症の利用者を支援する際の基本的な視点を理解することを目的とすること。

7
科目:障害の理解
時間:3時間
研修内容:
障害の概念及び国際生活機能分類並びに障害者福祉の基本的な考え方について理解することを目的とすること。

8
科目:こころとからだのしくみと生活支援技術
時間:24時間
研修内容:
介護技術の根拠となる人体の構造及び機能に関する知識を習得し、安全な生活援助が中心である指定訪問介護の提供方法等を理解することを目的とするとともに、その習得状況を確認すること。

9
科目:振り返り
時間:2時間
研修内容:
必要に応じて、施設の見学等の実習を活用すること。

合計59時間

講義と実習は一体で実施し、修了後は30分程度の筆記試験があります。試験に合格すると「修了証明書」を受ける取ることができます。

生活援助従事者研修の合格率

よっぽどのことがない限り、ほぼ100%の合格率となるでしょう。

生活援助従事者研修を取得するメリット

「入門的研修」と同様、「生活援助従事者研修」は短い期間で取得が可能なため、無資格で介護職を始めるのは不安と感じる未経験の方にとって、最適な資格となるはずです。

介護職がどういうものかを理解できますし、面接でもアピールの一つとなるはずです。

まとめ

いかがだったでしょうか!?

今回は介護の新資格「生活援助従事者研修」について詳しく解説させて頂きました。

これから始まる「生活援助従事者研修」や「入門的研修」は、今後は「介護職員初任者研修」よりも先に取得する介護資格となっていくことは間違いありません。

やはり、短期スパンで介護の資格を取得できることは、これまで以上に介護職になるハードルが下がりますし、介護職になろうという方が多少なりとも増加していくのではないでしょうか!?

これから介護の資格を目指す方は、是非参考にしてみてください。

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