認知症を支える「認知症サポーターキャラバン」とは!?

認知症を支える「認知症サポーターキャラバン」とは!?

現在、65歳以上の高齢者の4人に1人が認知症と言われております。この数は今後さらに増え、2025年には3人に1人の高齢者が認知症となる時代に突入すると予測されているのです。

もはや認知症高齢者を家族や介護施設だけで対応していくことは、難しい時代となっている現状があるため、様々な認知症対策の取り組みが行われております。

そこで今回は、認知症サポーターキャラバンについて詳しく解説していきます。

是非、参考にしてください。

認知症サポーターキャラバンについての詳しい解説

認知症サポーターキャラバンとは

「認知症を知り地域をつくる」という構想のもと、認知症サポーターキャラバンが発足しました。

認知症の人と家族のへの応援者である認知症サポーターを全国で養成し、認知症なっても安心して暮らせるまちを目指すこと」を目的としているのが、認知症サポーターキャラバンです

もっと端的に言うと、各地域ごとに「認知症」がどういうものかを広め、地域のみんなで認知症をサポートできる環境を作りましょう、という取り組みです。

よって、認知症サポーターをたくさん増やしていく必要があります。そして、認知症サポーターを養成する役割を担う方々を「キャラバン・メイト」と呼ばればます。

では、キャラバン・メイトにはどうすればなれるのか!?これについて見ていきましょう。

キャラバンメイトになるためには!?

「キャラバン・メイト養成研修」を受講することで、キャラバンメイトになることが可能です

更に「キャラバン・メイト養成研修」は2種類あります。

一つは「自治体と認知症サポートキャラバン」が運営する研修です。

こちらの受講資格は下記となります。

・認知症介護指導者養成研修の修了者

・認知症介護実践リーダー研修の修了者

・認知症の人と家族の会会員

・その他上記に準ずると自治体等が認めた者

上記のうち、住民講座の講義を年10回程度行える方であれば、研修を受けることが可能となっております。

また、もう一つは、「全国規模の企業や団体、もしくは全国キャラバン・メイト連絡協議会」が運営する研修です。

こちらの受講資格は、実施主体者が認めた者であれば、研修を受けることが出来ます。

これらの研修を受けた方々が、キャラバン・メイトになるのですが、次にキャラバン・メイトが養成する認知症サポーターについて見ていきましょう。

認知症サポーターとは

キャラバン・メイトによる「認知症サポーター養成講座」を受けた人が、認知症サポーターになることが出来ます

この講座は、1時間から1時間半程度が目安となり、大掛かりな講座ではありません。

講座修了後は、終了証などではなくオレンジリングが手渡されます。

このオレンジリングが、認知症サポーターの証となります。

認知症サポーターの役割は、特別なことをする訳ではありません。

認知症を理解し、認知症の人やその家族を温かく見守ること応援者という立ち位置です

もちろん、知人や友人に認知症がどういうものかを伝えたり、認知症の方が困っていたりしたら手助けをしてあげる、そういった意識は持ってもらった方が良いでしょう。

活動範囲は人ぞれぞれで、認知症サポーターだからこれをしなければならない、といったことは全くありません。

自身が出来る範囲で、認知症の方をサポートしていけば良いのです。

まとめ

いかがだったでしょうか!?

認知症の高齢者が増加し続けている現在、様々な認知症対策が行われております。

この「認知症サポーターキャラバン」も認知症対策の一つであり、自治体レベルで行う認知症対策としては非常に重要なものであると考えられます。

認知症の方々、そしてその家族が安心して暮らせる町を作っていくためには、一人ひとりが認知症に対する意識を持ち、小さなことでもしっかりと取り組んでいくことが重要なのです。

最期になりますが、現在全国にいらっしゃる認知症サポーターとキャラバン・メイトの人数は下記になります。

認知症サポーター:7,732,475人
キャラバン・メイト:126,401人
※2016年6月末の集計結果

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