認知症介護実践リーダー研修について詳しく解説!

認知症介護実践リーダー研修について詳しく解説!

認知症の方々に対応する介護の研修において、「認知症介護実践リーダー研修」というものがございます。

グループホームで働いている方でキャリアアップをしたいと考えている方にとって、「認知症介護実践リーダー研修」は、魅力的な研修と言えるでしょう。

そこで今回は、「認知症介護実践リーダー研修」について詳しく解説していきます。

是非、参考にしてください。

認知症介護実践リーダー研修とは!?

認知症研修の中で最もポピュラーなものは、「認知症介護実践者研修」ですが、この研修の更に上が「認知症介護実践リーダー研修」となります。

実践者研修で学んだ内容を更に掘り下げて、より認知症に対して知識と技術を深め、指導者・リーダーとして活躍する人材を育て、輩出することが狙いです。

認知症介護実践者研修についての解説はこちら

受講するためには

各都道府県にて、年1回もしくは2回ぐらい研修が行われているようです。研修に参加できる定員数も決まっており、だいたい40名~50名程度となっております。

人気の高い研修だけに、抽選となることがあります。また、介護実務経験の長い方、経験年数が同じ場合は年齢の高い方が優先されることがあるようです。

研修を受講するためには、受講申請書に必要事項も記入し、身分証明書のコピー、認知症介護実践者研修の修了証明書などの提出が必要だったりするようです。

各都道府県によって多少異なることがありますので、詳しくは研修対応を行っている自治体ホームページ等を確認することをオススメいたします。

受講資格について

基本的には、下記の両方に該当する方が、認知症介護実践リーダー研修の受講することが可能です。

・認知症介護実践者研修(旧痴呆介護実務者研修の基礎課程)を修了して1年以上経過している方
・認知症の方の介護に5年以上携わっている方

また、下記のような方がこの研修の対象者になります。

・チームリーダーの教育者
・チームリーダー
・チームリーダーの補佐的役割
・チームリーダー候補

ただし、上記のような方々でなければ受講できないということではないため、一度相談してみることをお勧めいたします。

研修内容について

認知症介護実践リーダー研修は、大きく分けて3つの項目から成り立っており、トータルで1か月半程度の期間を要するカリキュラムが組まれています。

・講義と演習:8日~9日
・他施設での実習:2日~5日
・自施設での実習:4週間

研修の運営元によってプログラムの構成、日数などは多少異なります。

【講義と演習】

■1日目

・認知症ケアに関する施策の動向 120分

・認知症ケアに関する地域展開 120分

・認知症の専門的理解 120分

■2日目

・認知症介護実践リーダーの役割 180分

・スタッフへのストレスマネジメントの理論と方法 180分

■3日目

・チームにおける理念の構築方法 240分

・チームケアのためのケースカンファレンスの技法と実際① 120分

■4日目

・チームケアのためのケースカンファレンスの技法と実際② 150分

・職場内教育方法の理解と実際1(運用法) 240分

■5日目

・職場内教育方法の理解と実際1(技法)① 180分

・職場内教育方法の理解と実際1(技法)② 230分

■6日目

・認知症ケアにおけるチームアプローチの基本と実際 180分

・認知症の人の理解とその教育 90分

・認知症ケア倫理の考え方 120分

■7日目

・ケア現場での指導のポイントを考える① 170分

・認知症に人への権利擁護の指導 240分

■8日目

・ケア現場での指導のポイントを考える② 170分

・認知症の行動・心理症状へのケア始動の考え方 240分

■9日目

・認知症の人へのアセスメントとケアプラン指導の考え方 240分

・現場実習企画・立案 120分

■10日目

・現場実習企画・立案 310分

【他施設での実習】

あらかじめ指定された外部の施設での実習となります。2日~5日ぐらいの期間で、実習を行うこととなります。

【自施設での実習】

4週間程度の実習となり、自らが働いている施設で行うこととなります。

実習終了後に課題の達成度評価などを行う「職場実習結果報告・討議」を1日掛けて行うことがあります。

※上記内容は、ある都道府県の一例となります。

受講メリット

この研修を受講することで、名前の通りリーダーとして指導者側に立って、指導・教育を行うことが出来るようになります。

これにより施設全体のケアサービスの質が向上させることも可能です。

また、グループホームへの転職などには非常に有利であり、どの施設でも重宝されることは間違いないでしょう。更に、給料やキャリア形成においてもこの研修を受けていることは相当なプラスアルファとなるはずです。

まとめ

いかがだったでしょうか!?

認知症介護実践リーダー研修は、だれでも受講できるものではありません。また受講できれば、それは非常に貴重な経験であり、貴方の介護業界でのキャリアを一つ押し上げると共に、様々な場面で役立つことは間違いないでしょう。

実践的な知識やスキルが付くだけでなく、経営論や人材育成方法など、一歩上のスキルが身に付くと言っても過言ではないでしょう。

認知症介護実践リーダー研修を修了すれば、認知症対応のプロフェッショナルとして、介護業界で貴重な存在となるはずです。

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