認知症ケア専門士とは!?受験資格、試験内容は!?

認知症ケア専門士とは!?受験資格、試験内容は!?

皆様は「認知症ケア専門士」という資格をご存知でしょうか!?

認知症高齢者のサポートをするにあたり、この資格を持っていることによるメリットは非常に大きいようです。

そこで今回は、「認知症ケア専門士」について詳しく解説していきます。是非、参考にしてください。

認知症ケア専門士資格について

認知症と関わりの深い介護施設と言えば、グループホームです。

グループホームの詳しい解説はこちら

この認知症ケア専門士資格は、グループホームで働く方々にとって、必要性の高い資格となります。

認知症について深い知識を身に付けることができ、認知症の高齢者へのケア向上に繋がることは間違いないでしょう。

資格制度について

「認知症ケア専門士」資格は、日本認知症ケア学会が認定する民間資格です。

国家資格ではないですが、ある程度の認知度を誇る資格のため、転職においてなどメリットとなるはずです。

認知症ケアのプロフェッショナルとなれる資格であると言えます。

受験資格について

「認知症ケアに関する施設、団体、機関等において、過去10年間の間に3年以上の認知症ケアの実務経験を有する者」が、日本認知症ケア学会が定める受験資格となります。

※実務経験の証明書が必要になります。日本認知症ケア学会会員である必要はありません。

※認知症専門施設(グループホームなど)で実務経験がなくても、職務内容に認知症ケアの実務があれば受験可能となります。

試験内容と合格率について

試験内容は、1次試験と2次試験に分かれて行われます。毎年7月ごろに開催される1次試験は筆記試験で、これに合格できれば11月ごろに行われる2次試験へと進むことが出来ます。

2次試験は「論文」と「面接」になります。

では、実際の試験内容を見ていきましょう。

【1次試験】

認知症ケアの基礎・総論・各論・社会資源の4分野で、各分野の試験問題数は50問。

試験時間は各60分となっており、4時間の長丁場です。

出題方式につきましては、基本「五者択一」です。しかしながら、実際は正解の組合せを選ぶ「準・五者複択」とも言える方式のようです。

1次試験4分野全てに合格しなければ、2次試験へ進む事が出来ません。

ただ、4分野すべてに合格できなくても、合格した分野は5年後まで有効です。よって、翌年からは不合格分野だけ受験すれば良いのです。

5年間の間に全て合格できれば、2次試験に進むことが出来ます。

【2次試験】

先ほどもお伝えいたしましたが、2次試験は「論文」と「面接」になります。

1.論文

認定委員から出題された事例について、論述用紙に意見をまとめます。

2.面接

1分間スピーチと20分程度の集団面接になります。提示されたテーマを基に6人1グループでの面接が行われます。

※2次試験の評価ポイントについて

・適切で正しいアセスメントの視点を有しているか
・認知症を深く理解しているか
・適切な介護プランを立てられるか
・制度及び社会資源を理解しているか
・認知症の方々の倫理的課題を理解しているか

合格率は!?

合格率は45%~60%程度となっております。

各年によって合格率は大きく変動しておりますが、基本的には決して簡単な試験ではないということが分かりますね。

更新について

認知症ケア専門士は更新制の資格となっております。

資格取得日から5年間で指定された30単位を取得することで、更新することが可能となっております。

単位取得については、「講演会、学術集会の参加」、「会での発表」などによって得られます。

【領域1】

学会・地域大会、日本認知症ケア学会認定委員会が承認する学会への参加または発表による単位取得。

・参加による取得単位:
3~8単位

・発表者または座長を務めることによる取得単位
上記単位+2~3単位

【領域2】

学会主催による教育講演・セミナー等の参加。または講師・司会、地域部会が主催する講演への参加。

更には発表・座長・講師、認定委員会が認める講演への参加、発表・座長・講師。

他にも、学会ホームページにて講演を受講、地方自治体主催による認知症ケアの講師活動を行うことで1単位が付与。

・参加による取得単位:
2~5単位

・発表者または座長を務めることによる取得単位
上記単位+1~3単位

【領域3】

学会誌・認知症ケア事例ジャーナルへの論文を投稿することで単位取得が可能。

また、その他投稿論文以外の論文、学会機関誌以外での論文発表など。

・学会、事例ジャーナルへの論文を投稿
8単位

・その他論文
3~4単位

・共著者
1~2単位

30単位のうち、20単位は領域1,2で取得する必要があります。

上記を見てみると、決して簡単に更新できるものではなく、色々と時間を割く必要があるようです。

まとめ

いかがだったでしょうか!?

今回は「認知症ケア専門士」資格について解説いたしました。

民間資格ではありますが、取得することも維持することも一筋縄ではいかないことが分かりますね。

認知症ケアは決して簡単ではなく、正しく深い知識が必要と言えるでしょう。

認知症ケアのスペシャリストを目指している方は、是非ともこちらの「認知症ケア専門士」資格を目指してみてはいかがでしょうか!?

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