軽費老人ホームの施設解説(仕事内容や入居費用について)

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軽費老人ホームは、A型、B型、C型の3つの種類があり、有料老人ホームよりも比較的費用が安く、特に75歳以上の高齢者を受け入れいていることが特徴です。

生活に対する不安を感じている高齢者や要支援の高齢者が対象になります。

今回は、軽費老人ホームについて、入居者目線、働く側からの目線で詳しく解説していきます。是非、参考にしてください。

軽費老人ホームについて

軽費老人ホームのサービス内容

軽費老人ホームは社会福祉法人や地方自治体、民間企業が運営する福祉施設で、自治体の助成を受けているため比較的安価で利用することが可能です。種類は3つありそれぞれ提供しているサービスが異なります。

1.軽費老人ホームA型

見守りサービスと食事のサービスを受けることができます。食堂が併設されているので、自炊できない高齢者向けの施設です。

2.軽費老人ホームB型

家庭環境や住宅事情等の理由により、従来の住居での生活が困難な高齢者向けのサービスです。自炊できる程度の健康状態の方を対象としていますので、見守りが基本的なサービスとなります。

3.軽費老人ホームC型(ケアハウス)

ケアハウスは「一般(自立)型」「介護(特定施設)型」に分かれます。基本すべて個室になっており、施設内では自立した生活を促すための環境的配慮がなられていて、車椅子の使用が可能となっていたり、希望者には食事サービスや入浴サービスが提供されます。

一般型ケアハウスは、介護が必要な際、通所介護や訪問介護のサービスを利用し、自立が困難と判断されると退去しなければならない可能性があります。介護型ケアハウスは重度の介護度であっても住み続けることができます。

軽費老人ホームの入居費用

軽費老人ホームの費用は施設の規模感、サービス内容により異なります。

軽費老人ホームの初期費用:A型0円~30万円、B型0円~30万円、C型(一般型)30万円 C型(介護型)数十万円~数百万円

軽費老人ホームの月額費用:A型6万円~17万円、B型3万円~4万円、C型(一般型)7万円~13万円 C型(介護型)16万円~20万円

※軽費老人ホームの入所審査においては、入居申込書の提出、その後面談を行い、健康診断書・住民票・所得証明書などの必要書類を提出します。

その後、面談の結果を施設スタッフなどが、「要介護度」「介護の必要性」「介護者の状況」「資産や収入額」などから、総合的に判断して、入居を決定します。

軽費老人ホームのメリット・デメリット

■A型・B型

メリット

・初期費用、月額費用が安い

・自治体の助成制度を利用できる

デメリット

・要介護度の高齢者は入居できない

・生活スペースが狭い

・医療ケアは基本しない

・入居の難易度が高い

■C型(ケアハウス)

メリット

・一般型は初期費用、月額費用が比較的安い

・介護型は要介護度が上がっても住み続けられる

デメリット

・一般型は医療・介護サービスが限定されている

・介護型は初期費用が掛かる

・入居の難易度が高い

軽費老人ホームでの介護士の仕事について

軽費老人ホームA型・B型での介護職のお仕事内容は、介護業務だけではなく、見守り、食事の準備、清掃業務などの生活支援やレクリエーションの企画・実行などを行います。

逆にケアハウスの介護型は、介護度の高い高齢者も多数いらっしゃるので、介護業務の比重が大きくなることと思われます。

しかしながら2008年に軽費老人ホームはケアハウスに統一されることが決まりましたので、今後介護業務が主になっていくことは間違いありません。

まとめ

軽費老人ホームの入居者の平均年齢は80歳ぐらいとなり、新規の入居は難しい現状があります。また、施設は減少傾向にありケアハウスへと施設形態をシフトしているので、どちらかと言えばケアハウスのほうが入居しやすいでしょう。

安価が魅力の軽費老人ホームですが、現状は待ちの状態が続いているようです。

高齢者社会が加速している昨今、施設の形態や需要は常に変化しております。そういう意味では軽費老人ホームは時代に合った施設形態ではないと判断され、より介護サービスが受けられるケアハウスへと移り変わっていくのでしょう。

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