「介護タクシー」とはどんなサービス!介護タクシーを詳しく解説!

「介護タクシー」とはどんなサービス!介護タクシーを詳しく解説!

近年、「介護タクシー」というものが、少しずつ知られるようになってきました。

しかしながら、この介護タクシーについて詳しく理解している方々は、まだまだ少ないのではないでしょうか!?

介護タクシーは、介護保険サービスとして利用することが出来るため、非常に便利なサービスなのです。

そこで今回は、介護タクシーについて詳しく解説していきます。

是非、参考にしてください。

介護タクシーとは

介護タクシーは、介護保険サービスの適用が可能なタクシーであり、基本的には訪問介護サービスに付帯する「通院等乗降介助」で利用いたします。

福祉タクシーと区別するために、本来、介護保険が利用できる介護タクシーは「介護保険タクシー」と呼ぶようです。

介護タクシーというカテゴリーの中に、「介護保険タクシー」と「福祉タクシー」が存在するとご理解いただくと良いでしょう。

介護保険タクシーと福祉タクシーの違い

介護保険タクシーと福祉タクシーの大きな違いは、二つあります。

一つは介護保険サービスが適用されるか、されないか、です。福祉タクシーは、介護保険適用外のため、全て実費となります。逆に介護保険タクシーは、介護保険適用となりますので、料金は1割負担で済むのです。

もう一つの違いは、乗務員が介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)以上の資格を保有していることが必須かそうでないかです。

介護保険タクシーの場合、乗務員は必ず介護の資格を保有しております。そのため、車の乗り降りの際、介助することが可能であり、病院内の付き添いも可能です。

しかしながら、福祉タクシーの場合、資格取得をしている乗務員もいるようですが、資格保有の義務はありません。

大きく分けると、上記2つが「介護保険タクシー」と「福祉タクシー」の違いとなります。

介護保険タクシーの利用対象者について

介護保険が適用される介護タクシーは、要介護度の認定を受けた全ての方が利用できる訳ではありません

介護保険タクシーの対象者は下記の通りです。全てを満たす方が、利用可能となります。

  1. 要介護度1以上
  2. 訪問介護サービス利用者(有料老人ホームやサ高住入居の方もOK)
  3. 担当ケアマネージャーがいる方
  4. ケアプランに介護保険タクシーの利用が盛り込まれている
  5. 車の運転が出来なかったり、公共のバス・電車に1人で乗れない方
  6. 介護保険タクシーに対応している訪問介護事業所と契約している場合

介護保険タクシーが対応できること・できないこと

介護保険タクシーの主な目的としては、通院です。もちろん、通院以外でも用途はありますが、介護保険タクシーで行って貰える場所は限られていることをご理解ください。

■サービス対応範囲

1.通院(病院、接骨院、リハビリ関連、透析など)

2.自治体・役場などの手続き

3.金融機関

4.通所施設の見学

5.選挙の投票

6.生活必需品の買い物

上記のような用途の場合、介護保険タクシーの利用が可能です。

逆に言うと、上記以外の用途では介護保険タクシーを利用することは出来ません。注意しなければならないことは、上記に類似する場合です。

では、介護保険タクシーが利用できない例を見ていきましょう

■サービス外

1.入院、退院の場合、または入院中の一時帰宅など

2.デイサービスなどの送迎

3.親類・知人宅からの通院

4.理容・美容・冠婚葬祭・墓参り等や趣味嗜好に関する場合

サービス外の内容は、一見利用可能のような気もしてしまいますが、介護保険タクシーは利用できないため、注意が必要です。

介護保険タクシーを利用するまでの流れ

まず、担当ケアマネに相談するところからスタートです。介護保険タクシーの利用が必要だとケアマネが判断すれば、ケアプランにその内容を盛り込んでくれるはずです。ケアプランにその内容が盛り込まれれば、介護保険タクシーの利用が可能となります。

次に、介護保険タクシーのサービスは訪問介護に含まれるため、「通院等乗降介助」に対応している訪問介護事業所と契約する必要があります。

契約が完了すれば、介護保険の利用が可能となります。

介護保険タクシーの利用料について

介護保険タクシーは、通常のタクシーに介護サービスが付いているサービスです。

勘違いしないで頂きたいことは、タクシー代金は普通に発生するということです。メータータクシー同様、初乗り代金+距離・時間による加算代金は必要となります。それにプラスして介護サービス1割負担が、支払う料金となります。

1度の利用で介護保険サービス費用は、要介護度や移動時間によって異なりますが、100円~300円程度で収まるでしょう。

介護保険タクシーの利用可能時間について

通常のタクシーのほとんどは24時間営業ですが、介護保険サービスのサービス提供時間は、病院が診療時間帯が基本となります。

大きくは、下記3つに時間帯に分かれます。

・通常時間帯:8時~18時

・夜朝時間帯:6時~8時、18時~22時

・深夜時間帯:22時~6時

基本的には、通常時間帯が介護保険タクシーが利用できる時間帯です。

それ以外の時間帯は、緊急時とお考えください。介護保険タクシーは、ケアプランを元に計画的に利用するものなので、通常時間帯以外では利用できない可能性も考慮しておかなければなりません。

まとめ

いかがだったでしょうか!?

今回は、介護タクシーについて詳しく解説させて頂きました。

「介護保険タクシーと福祉タクシーの違い」、「対応できること・出来ないこと」など、初めて知ったことも多かったのではないでしょうか!?

介護保険タクシーを初めて利用する場合、介護保険タクシーを利用ししたいと考えていらっしゃる方、そのご家族は是非参考にしてみてください。

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