2016年度も介護福祉士資格を目指す入学者が定員割れ!

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2017年1月30日の読売新聞の記事で、2016年度の介護福祉士を目指す入学者は定員の50%を切った、という内容がありました。

介護福祉士は介護業界でも非常に重宝される資格です。就職や転職にも有利です。

そこで今回は、介護の現場で重要な役割を担う「介護福祉士」の不足について、詳しく解説していきます。

是非、参考にしてください。

定員割れの専門学校!何故「介護福祉士」を目指さないのか!?

2016年度、介護福祉士を目指す入学者は、正確にお伝えすると45%の定員割れとのことです。

データが存在する2006年から11年連続で定員割れはしているものの、50%を切るのは2016年度が2回目。

この数字が何を意味するのか!?考えていきましょう!

定員割れが起こる理由は!?

介護福祉士と言えば、国家資格であり、介護職ではトップクラスの資格です。

そもそも介護福祉士の資格要件としては、介護職員実務者研修を保有しており且つ3年以上の介護業務経験が必要となります。

何故、今回のような定員割れとなるのでしょうか!?

想定できる理由をいくつか挙げてみましょう。

・費用が掛かるため資格取得しない

・介護福祉士を取っても大幅に昇給昇格しないから取得しない

・介護業界に将来性を感じないから取得しない

・介護業界から離れたいから取得しない

・取りたいけど働きながら取る自信がないから取得しない

・仕事と両立しながらだと取る自信がないから取得しない

・資格を取る必要性を感じないから取得しない

上記以外にも様々な理由があるかもしれませんが、主な理由はこのような感じではないでしょうか!?

要は介護福祉士を取得するメリットが感じられないから、定員割れが起こるのです。

定員割れが11年連続となっていることから、そもそも学校や専門学校が入学希望者の定員設定が間違っているということも言えますね。期待値が高すぎるのではないでしょうか!?

もちろん、介護福祉士資格を取得している方々は、もっと必要であることは明白です。

しかしながら、取得するメリットを感じていない方々が多いという事実がある以上、介護業界と国が今一度考え直さなければならないのではないでしょうか。

また、介護福祉士を取得できる資格要件が変わったことも大いに影響があるでしょう。

介護職員実務者研修取得が必須となったため、要件を満たす介護職の方がかなり減ってしまったのです。

介護福祉士取得のメリットは小さいのか!?

介護福祉士を取得することは、決して簡単なことではありません。

前述でもお伝えいたしましたが、介護業界でも上級の資格であり、国家資格です。

介護福祉士の詳しい解説はこちら

資格取得のメリットは大きいと思いきや、そうでもないという認識の介護職の方々も多くいらっしゃるようです。

収入面・昇格でのメリット

多くの企業で介護福祉士の資格手当が付きますが、初任者研修や実務者研修と比べても5千円から1万円程度しか変わらないのが現状です。

看護師やリハビリ職の方々と比べてみても収入には格差があり、資格取得したからと言って大きく収入が上がるわけではありません。

また、昇格においても同様で、資格取得がそのまま昇格へとは繋がらないようです。ただし、昇格の可能性は資格取得によりアップすることは間違いありません。

転職でのメリット

介護福祉士を保有していれば、間違いなく多くの企業で採用されるはずです。これはメリットと言えるでしょう。

しかしながら、昨今の介護業界は慢性的な人手不足。未経験や経験の薄い方、無資格でも積極的に採用されている現状があるため、介護福祉士の価値がなかなか大きくならないことも事実です。

よって、転職でのメリットもそこまで感じられないのではないでしょうか!?

利用者・利用者家族に対してのメリット

介護福祉士を取得していることで、利用者・利用者家族への信頼は増す可能性は十分あります。

しかしながら、一個人よりもその介護福祉士取得者を採用している、その施設・企業への信頼が増すと言っても良いかもしれません。

 

以上のように、介護福祉士資格取得のメリットはもちろんありますが、そこまで影響を与えないという認識が、多くの介護職の方々にあるのかもしれません。

もちろん、保有していることでデメリットはほとんどないと思われますので、持っているに越したことはないでしょう。

介護福祉士資格取得者を増やすためには

国家資格であり、介護職のプロフェッショナルレベルの資格だけに、もう少し分かりやすいメリットがあると良いですね。

例えば処遇改善手当のように、介護福祉士資格取得者には国が手当を出すなどの特典があれば、資格取得者は増えるかもしれません。もちろん、1万円程度ではインパクトはあまりありませんので、金額設定は重要でしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか!?

今回は、2016年度の介護福祉士を目指すための学校入学者が定員割れしていることについて、詳しく解説させて頂きました。

慢性的な人手不足が続き、求人倍率が上がり続けている介護業界では、資格取得者でなくても働くことが出来るため、資格の価値が高まらない傾向にあります。

そのため、わざわざお金と時間、労力を掛けて取りたいと思えないのかもしれませんね。

それでも、ケアマネージャーになるためには介護福祉士資格は必要となるため、ケアマネになりたい方は必須の資格ですし、そういった重要な資格であることは間違いありません。

今後、介護福祉士取得者を増やしていくためには、様々な対策を立てる必要があると言って良いでしょう。

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