介護業界の人手不足はIoTが解決できるのか!?

介護業界の人手不足はIoTが解決できるのか!?

介護業界にもIoT導入が進み始めている今日、本当にIoTによって人手不足が解消するのか!?と思っている方もいらっしゃることでしょう。

介護業界の人手不足は深刻です。介護離職も増加しておりますし、介護人材の負担も大きくなっているのが現状です。

そこで今回は、IoTで介護業界の人手不足が解決できるかについて解説していきます。

是非、参考にしてください。

介護業界にもIoTの波が!IoTで人手不足解消なるか!?

Iotとは「モノのインターネット」ということなのですが、端的に言うとパソコンや携帯類以外のモノをインターネットに接続することです。

近年は、より安全で快適な暮らしを目指し、IoTを実現する企業が多数存在します。そして、このIoT駆使しして、介護業界に向けてサービスを行っている企業も増えている状況です。

ここ最近はどちらかと言えば、介護ロボットなどの介護人材の代わりとなるサービスが目立っていましたが、そうではなく介護職の業務自体を減らしていくことが重要であるはずです。

これを可能とするのが、IoTによる技術革新であり、大いに期待されるところです。

ここで、実際に介護業界向けのIoTを見ていきましょう。

ミネベアミツミとリコーの「ベッドセンサーシステム」

IoTを駆使した介護用ベッドです。現在、実際の介護施設で試験導入もされているようです。

このベッドの凄さは、ベッドで寝ている人がどこにいるか、どのような体制で寝ているのか、起きているのか、寝ているのか、などを認識し、バイタルの状態を計ったりすることも可能とのことです。

これまでの介護用ベッドとは大きく異なるものであることは間違いありません。

このベッドの狙いとしては、「介護施設側の業務効率化」や「利用者の自立支援」ということで、介護人材不足を解消する役割を担うことになるかもしれません。

トリプル・ダブリュー・ジャパンの「排泄予測デバイスDFree」

このDFreeの凄さは、超音波センサーにより排尿の前後のタイミングを知らせてくれることにあります。

これにより、排尿のタイミングが分かり、自立排泄が再び可能となれば利用者の負担は減りますし、介護をする方のおむつ交換などの業務も減らすことが出来るのです。

更にクラウド上に様々なデータを取得し、独自のアルゴリズムで解析できる仕組みが組み込まれているため、個人個人の排尿における対策を立てやすくなるのではないでしょうか!?

富士通の「居住者の見守りソリューション リモートモニタリングサービス」

富士通のIoTを駆使した遠隔見守りサービスです。生活音を独自のアルゴリズムで解析し、転倒などが疑われた場合、即時に介護スタッフに知らせるというもの。

また、一定期間生活の気配がない場合、異常音があった場合、室内の気温の異常な変化があった場合などに介護スタッフのスマホにメールで通知されるということで、タイムリーに対応できるものになっています。

これにより、介護スタッフの業務効率化につながることは間違いないでしょう。

この他にも介護×IoTのサービスが多数開発中!?

上記、いくつかの介護業界向けIoTサービスをお伝えいたしましたが、これら以外にも様々なIoTサービスが開発中、もしくは実際に利用されております。

例えば、においによって排出や排せつを検知するセンサー、リハビリを支援するIoTサービス、徘徊を検知するセンサーなど、介護業務の効率化が期待できるサービスが続々登場している状況です。

重要なことは介護業務の効率化と削減

介護人材の不足が深刻化している現在、最も重要なことは介護業務の効率化と削減であることは間違いありません。

介護スタッフが10人必要なところを5人で同じように出来るようになれば、介護人材の不足が補える可能性があります。

このIoTサービスの存在は、超高齢化社会の日本に必要不可欠なサービスであり、介護業界の未来を大きく変えるはずです。

IoTサービスの費用について

IoTサービスの費用ですが、安価なものから相応の金額が必要となるものまで様々です。

企業・施設によって費用対効果は異なるかもしれませんが、人件費・求人費などを考えていくと十分に経費削減となり得るのではないでしょうか!?

まとめ

いかがだったでしょうか!?

IoTがどのようなのか、そしてか介護にどのように役立てられるか、がご理解いただけたはずです。

もちろん、「ぬくもりのある介護」も大切であり、人が行うから良いという介護もありますし、人にしかできないことも多々あります。

全てをIoTに頼ることは出来ませんが、介護を行う方々のサポートという意味でもIoTの可能性は、介護業にとっても非常に大きいものであり、様々な業務効率化が実現されると期待されます。

2025年には43万人の介護人材が不足すると予測されている現在、このIoTサービスが一筋の光となってくれることを切に願います。

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