介護業界の人材不足は解決するのか!?介護人材の需要と供給について

介護業界の人材不足は解決するのか!?介護人材の需要と供給について

介護業界において、人材不足というのは大きな課題です。近年、この問題は深刻化していることは間違いありません。

では、実際どのくらい深刻なモノなのか!?今回は、介護業界の人材不足について、詳しく解説していきます。

介護業界の人材不足!その現状について

介護業界の人手不足は、今に始まったことではありません。ただ、この人手不足は年々積み重ねられ、需要と供給の開きは、年々大きくなっていくのです。

どうして人手不足は深刻化しているのか!?まずは、こちらを考えて行きましょう

何故、介護業界で働き手が足りないのか!?

1.超高齢化社会による要介護者の急増

超高齢化社会と言われている昨今、要介護者の増加スピードが早いため、そもそも介護従事者と呼ばれる介護職が供給が追い付いていない現状があります。

2.労働環境、報酬による離職の多さ

介護業界はとりわけ離職率の多い業界です。これは過酷な労働環境と大変な割に報酬が少ないことによるものです。

なかなか改善が見られない状況もあり、離職後別業界に進む方々も多いようです。

3.介護職を目指す人が少ない

介護職であれば、無資格・未経験でもその仕事に就くことが可能です。しかしながら、業界のイメージから介護職になりたい、と考える若者が少ない現状があります。

 

以上のことから、介護業界における介護従事者を増やすことが急務です。次に、どのくらい人手不足になるのかを見ていきましょう。

介護業界の人手不足の現状

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出典:「みんなの介護」より http://www.minnanokaigo.com/news/N53135246/

上記をご覧ください。

2025年には、介護職員が38万人も足りなくなる、と算出されております。これはかなり深刻な問題であることは、容易に想像できるはずです。

日本全体の働き手は減る一方の中で、どうやって介護人材を確保するのか!?

これは相当な課題であり、そもそも人気のない介護職であるため、国と介護業界全体でいくつもの課題をクリアし、対策を練らなければ解決は難しいと言えるでしょう!?

介護業界の人手不足を解決するためには!?

いったいどうすれば、この人手不足を埋めることが出来るのでしょうか!?

一筋縄では行かないことは確かです。ただし、少しでもこの人手不足を解消しなければ、今後の高齢者介護は大変なことになってしまいます。

1.未経験者・無資格者を積極的に受け入れる

介護職は未経験・無資格でもお仕事をすることが出来ます。よって、若い世代~シニア世代まで、仕事に就けていない人、パートタイマーなどを積極的に受け入れる必要があるでしょう。

そうしなければ、2025年の介護人材の不足分は到底補うことは出来ないと言えます。

2.大幅な報酬アップ

2015年に介護職の方々の報酬を12,000円アップさせる施策「介護職員処遇改善加算」が開始されました。

しかしながら、実情はしっかりと介護職員に12,000円が行き届いたかというと、そうでもありません。よって、今後はこの処遇改善手当をより強力にした施策が必要です。

介護職の方々が離職する理由は、低所得が一因であることは間違いありません。きつい仕事なのに、お給料が安い!これは離職して当たり前です。

よって、この低所得を改善し、ある程度将来性のある給料としなければ、介護職の方々の業界離れは防ぐことは出来ませんし、介護業界に対して魅力を感じる人も増えることはないでしょう。

3.若い世代へのアピール

介護業界が多少なりとも魅力的な業界へと変貌することが前提ではありますが、若い世代への積極的なアピールが必要でしょう。

商社やメーカーのような人気業界になることは難しいかもしれませんが、業界を上げてそういった取り組みも行っていくべきです。

まとめ

いかがだったでしょうか!?介護業界の人手不足は、どうにかして解決すべき課題であることは一目瞭然です。

そして、解決は決して簡単ではなく、様々な取り組みが必要になってくるでしょう。

ただ、2025年には介護人材が38万人足りないという試算が出ている以上、見過ごすことはできないはずです。

業界内外、多くの方々がこのことを認識することで、多少なりともプラスに転じてくれることを願っております。

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