利用者側から見るグループホームの費用と特徴について

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認知症の方々が共同で暮らし且つ介護サービスが受けられる認知症対応施設が、グループホームです。

グループホームは、地域密着型の施設として、近年その数を増やしてきております。

ただ、その費用感やどんなサービスがあるのか、などあまり分かっていない方が多くいらっしゃるのではないでしょうか!?

そこで今回は、「グループホームの費用と特徴」について詳しく解説していきます。

是非、参考にしてください。

グループホームの費用と特徴

グループホームの費用は、要介護度によって変わってきます。

認知症専門の介護施設のため、認知症と診断された方でなければ利用は出来ません。

グループホームは、基本的に一軒家のような佇まいで、最大で9名程度の高齢者が一緒に暮らしております。

普段の日常生活と変わらない生活を送ることを基本としております。

グループホームの基本解説はこちら

グループホームの支払いは、入居前に支払う「入居一時金・補償金」と入居後に毎月支払う「居住費・食費・日常生活費」などになります。

施設の体制、スタッフの数、設備などによって費用は異なります。

入居一時期や保証金の捉え方は、各施設によって異なりますので、契約時にしっかりと確認する必要がありますので、ご注意ください。

入居時に発生する費用

・入居一時金

グループホームに入居するために必要な権利を得るために支払う費用だとお考えください。

この入居一時金は、複数年かけて償却されていきます。この償却期間については、各施設でばらばらです。

例えば、3年のところもあれば10年のところもあります。全額償却される前に退去となった場合は、契約内容に基づいて返金されるようです。

・保証金

賃貸物件で言うところの「敷金」のようなイメージです。

退去する際の修繕費、クリーニング費用に充てられます。また、万が一滞納が発生した場合の保証となります。

・保証金

施設によって保証金があるとこもあれば、ないところもあるようです。

この保証金は、万が一支払いが滞った場合などに割り当てられるお金です。

この保証金は、原則、退去時に返却されるものとなっておりますが、賃貸物件のような返却するしないのトラブルになることもありますので、契約内容を必ず確認することを大切です。

月額利用料について

グループホームの月額費用は、賃料、管理費・共益費、水道光熱費、グループホームサービス費が基本となります

それ以外に、食費、サービス加算費、おむつ代などが掛かることを想定しておいた方が良いでしょう。

基本的に、グループホームにおいては、収入に応じての家賃や食費などに対する免税制度はありませんが、障がい者や難病の方などは、家賃補助が受けられる可能性がありますので、一度ケアマネージャーや自治体に相談してみることをオススメいたします。

グループホームサービス費について

グループホーム利用の際に発生する費用です。

賃料とは別に掛かる費用であり、グループホーム内での介護サービス費用と捉えて頂ければ分かりやすいでしょう。

こちらは自己負担額1割で利用することができます。

地域によって若干異なり、また要介護度によっても費用が異なります。要支援1で22,650円、要介護5で25,560円となっております。

これ以外に、別途介護サービスを受けたい場合は、サービス加算費用が発生いたします。

それでは次に、どのようなサービスが別途加算扱いとなり、その費用はどのくらいかを見ていきましょう。

加算費用負担額とそのサービスについて

グループホーム内でより手厚い介護サービスを受けたいと考えている場合、費用を支払えばサービスを受けることが可能です。

サービス加算の1か月あたり自己負担額

・初期加算:
900円

・夜間支援体制加算:
750円~1500円

・若年性認知症利用者受入れ加算:
3,600円

・医療連携体制加算:
1,170円

・看取り介護加算(※1日単位):
死亡日1,280円
死亡日前日及び前々日680円
死亡日以前4日以上30日以下114円

・認知症専門ケア加算(Ⅰ):
90円

・認知症専門ケア加算(Ⅱ) :
120円

・サービス提供体制強化加算(Ⅰ)イ:
540円

・サービス提供体制強化加算(Ⅰ)ロ :
360円

・サービス提供体制強化加算(Ⅱ):
180円

・サービス提供体制強化加算(Ⅲ) :
180円

・退居時相談援助加算:
1回400円

グループホームにおけるサービス加算の詳しい内容について

グループホームのサービス加算は、様々な項目がありますが、どういったサービス内容なのかを把握することは難しい現状です。

それでは、グループホームの主なサービス加算について、詳しく内容を見ていきましょう。

■夜間支援体制加算

グループホームには、各施設で1ユニットあたり夜間・深夜に対応しているスタッフが1名~数名いますが、その時間帯に更にもう1名の介護職員を配置した場合に加算されます。

加算額は、1ユニットか2ユニットとかで異なります。実際の加算額は、1日25円~50円となり1か月では750円から1,500円程度となります。

夜間の施設で事故が起こったりするのではないかと、夜勤体制に不安をお持ちの方々はこの「夜間支援体制加算」のあるグループホームがオススメかもしれません。

■若年性認知症利用者受入れ加算

65歳以下の認知症の方が、グループホームに入居する際に加算されます。

グループホーム全てで65歳以下の認知症の方の入居が出来るわけではなく、限定されるのが現状です。

年性認知症患者にしっかりと対応しているグループホームに限られており、利用する場合は月額3,600円程度の金額が加算されることとなります。

■医療連携体制加算

原則、グループホームは自立した高齢者での共同生活が基本です。

しかしながら、そのようなグループホームでも医療・看護のサービスを必要とする利用者が増えてきております。

24時間連絡が可能な看護師がいること、日々の健康管理、医療機関との連携が整っていることが、「医療連携体制加算」されるグループホームの条件です。

更に、最期の時を迎えるまで入居したいと考えている方に、症状が重度化した際の「看取り指針」や「対応指針」を整備する必要があり、またその家族への説明・同意の取り付けがしっかりとなされていることも条件となります。

医療連携体制加算は、1か月で1,200円程度となっております。

■看取り介護加算

終身対応しているグループホームでは、「看取り介護加算」の対象となります。

看取り介護についての詳しい解説はこちら!?

看取り介護加算は、他の介護加算と比べると少し特殊です。

まず、死亡日から起算して1ケ月の間に加算されるものです。

医師が回復する見込みがないと診断した後に、介護計画の作成、医師・看護師・介護職員が利用者やその家族に対して説明・同意を得た上で行われる介護となります。

看取り介護を受けると、1か月で約7,000円程度となるでしょう。

グループホームの費用について

グループホームの月額費用といたしましては、「家賃」、「水道光熱費」、「食費」、「介護保険サービス自己負担分」、「おむつ代、日常用品」、「医療費」等になります。

では、東京都内の一般的なグループホームの月額費用の内訳を見ていきましょう。

・家賃(居住費)
75,000円

・食費
48,000円

・介護保険サービス費(グループホームサービス費)
25,957円

・サービス加算費
750円(夜間支援体制加算の場合)

・その他費用(光熱費、医療費、おむつ代等)
48,000円

合計:207,707円

グループホームを利用する際の月額費用は、地域によって多少異なります。

若干、幅広くなりますが平均すると150,000円~300,000円程度が、グループホーム利用時の月額費用とお考えください。

短期利用できるグループホームもあり

居室が空いている場合などは、短期の入居受け入れを行っているグループホームもあります

1ユニットにつき1名まで利用でき、1回あたり最長で30日となっております。

在宅介護などで苦労されている方々にとって、グループホームに入居することを悩んでいる方々にとっても、この短期入所は有り難いサービスでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか!?

グループホームの費用感、特徴がよくご理解頂けたのではないでしょうか!?

認知症の方々、そのご家族にとって、グループホームは間違いなく選択肢の一つとして考えていらっしゃることと思います。

現在は、日本全体で認知症対策を強化しているため、助成金やその他のサポート制度なども充実してきております。

グループホームに入居しようと考えている、または悩んでいる方々は、是非とも上記内容をご確認頂き、参考にしてみてください。




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