外国人介護士は介護業界の人手不足を補えるのか!?

外国人介護士は介護業界の人手不足を補えるのか!?

他業界に比べて圧倒的に人手が足りていないと言われている介護業界。

団塊世代が75歳となる2025年には43万人、2035年には79万人の人手不足と予想されております。

国を挙げて様々な対策を講じようとはしておりますが、一体どれだけ効果があるかは疑問が残るところです。現在注目されている解決策の一つとして、外国人労働者の存在があります。

そこで今回は、外国人介護士について詳しく解説していきます。

是非、参考にしてください。

外国人介護士の可能性について!会議業界の人手不足解消になるか!?

超高齢化社会の日本では、介護人材の不足率は年々上がってしまっています。要介護者の増加、離職率の問題など、人手不足になっている原因は様々ではありますが、これといった解決策を見いだせずに時が経っている状況です。

近年、この介護人材の人手不足解消の一手として、外国人の労働力に頼っていこうという動きが出ております。これは他業界でも様々な試みがあるため、とりわけ特別なことがでなくなっています。

しかしながら、介護業界に携わる企業、一緒に働くスタッフ、要介護者、その家族はどう考えているのでしょうか!?すんなりと受け入れる状況が業界全体に広がっていくのでしょうか!?

そこで、外国人介護士を受け入れるメリット、課題について詳しく見ていきましょう。

外国人介護士を受け入れるメリット

・労働力の増加

介護業界全体で考えたとき、外国人労働者の受け入れは間違いなく大きな労働力となるはずです。2017年時点で、日本で活躍している外国人労働者は120万人を超えており、近年で一気に伸びてきております。

そして2017年には介護分野も「外国人の技能実習分野」に追加され、国をあげてのプロジェクトとなりつつあるのです。外国人労働者の受け入れは、介護人材不足解消にプラスとなることは間違いありません。

・技術的にも信頼できる

基本的には技能を身に着けてから日本にやって来るため、信頼できる技術を持っている方々がほとんです。

「介護のきめ細やかさは日本人以上」と感じることもあるとのことで、スキルは日本人と同等と考えても良いでしょう。

高齢者の方々をしっかりとケアしなければならない職種ですので、技術的にしっかりとしたものを持っていることは安心できる大きな要素です。

・良い意味で刺激になる

公益社団法人国際厚生事業団が全国291の介護施設に対して「外国人労働者の受け入れることで、職場環境にどのような影響があったのか」をアンケート調査した結果があるのですが、実に興味深い結果となっております。

職場環境に「良い影響があった」もしくは「どちらかと言えば良い影響があった」と答えた施設が78.7%とのことでした。この数字は想像以上と思った方も少なくないのではないでしょうか!?

一概には言えませんが、外国人労働者の多くは、母国にいる家族に仕送り等を行っているようです。そのため、仕事に対して熱心であり、真面目な方が多いのです。

外国の方がこんなに頑張っているのだから自分たちも頑張ろう、と刺激になりますし、異国の人たちとの交流も様々な面で成長でいる要因でもあるようです。

国際化社会と言われる今日、介護業界がそうなったとしても不思議ではありませんよね。

このように外国人労働者の受け入れは、介護業界にとってもメリットがあることは間違いありません。ただ、しかし課題がないかと言われれば、そうでありません。まだまだ介護業界の外国人労働者の受け入れには、課題が山積みと言っても良いでしょう。

外国人介護士受け入れにおける課題

・日本語レベル

日本語レベルはある一定の基準を設けてはいるものの、人によって日本語レベルは大きく違うようです。

介護の現場では、日常会話とは異なり専門用語が飛び交いますし、ニュアンスが伝わりづらいことも多々あり、決して簡単に解決できる課題ではないかもしれません。

技術的には問題なくても、職員同士のコミュニケーションや業務報告、日報作成、利用者とのコミュニケーションなどは、外国人の方々にとって、難しいと感じてしまうでしょう。これにより、日本人スタッフがストレスを抱えたり、利用者の家族が否定的になってしまうこともあるため、多いな課題と言えます。

・受け入れ準備と手続き

外国人労働者の受け入れが初めての企業や施設にとって、受け入れ準備や手続きがよく分からないのではないでしょうか!?

外国人労働者の雇用は、日本人を雇用する以上に大変なことが多々あるでしょう。

そういった時には、コンサル会社や外国人専門の人材会社などがサポート業務を行っておりますが、費用が掛かるため一概にお勧めすることは出来ません。

結局のところ、外国人労働者の受け入れは費用対効果を計る必要がありますね。

・長期雇用が難しい

外国人の方が5年以上働いてくれることは、可能性的にかなり低いと言えます。

やはり最終的には母国に帰る方がほとんどですので、長期雇用は考えにくいかもしれません。そうなると、受け入れたいと考える企業・施設は必然的に少なくなりますし、外国人労働者の雇用をリスクと考えることもあるでしょう。

・犯罪数の増加

外国人労働者の増加により、外国人の犯罪数も右肩上がりです。これは無視できない問題であり、国を中心に解決していかなければならないでしょう。

この犯罪数の増加を食い止めなければ、積極的に外国人労働者を受け入れよう、とならないのは理解できます。

まとめ

いかがだったでしょうか!?

外国人介護士の受け入れについて、メリットと課題を中心にお伝えさせて頂きました。

結論、外国人介護士の受け入れはメリットがあるものの、まだまだ課題も多いのが実情です。そのため、外国人介護士が当たり前のように働いている状況になるのは、もう少し先の話かもしれません。

ただ、いずれにせよ、国内の労働者だけでは、介護人材の不足を補うのはほぼ不可能ですので、この介護業界全体で外国人労働者の受け入れを進めていけるよう、多くの課題を解決していく必要がありますし、介護業界全体の大きなプロジェクトとしなければならないのではないでしょうか!?

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